昨年、若い女性のお二人から相談をお受けしました。
相続した不動産があるけど、どう利活用すべきかを検討したい様子でした。
下見を行い、固定資産評価や公示値及び基準値等から売却価格を参考にお出ししました。
その後、音沙汰が無かったので、既に売却なさったのであろうと思っていたこの頃、お二人が来社なさって、賃貸物件を検討したいと仰ったのでした。
「賃貸物件は毎月の収入が続いてゆくことがメリットですが、修繕行為や保険料、固定資産税、管理料と費用も続いてゆく。賃貸借による収支はプラスにはなるが、この収入から差し引かれる費用がキツイなと感じられるのであれば、よほど思い入れがあり残しておきたい不動産以外、売却をおすすめしますよ」と私。
二人は、それでも、賃貸収入が長く続けば、総収入は売却収入より大きくなることに着目なさったようで、詳しいお話へと発展しました。
先ず必要な費用を概ね見積り、賃料収入を予測する。
概算の収支シミュレーションを提案しますよと伝えて、先日、鍵を預かったところです。
これから間取り図を作成して、必要な工事を業者と見積りへと向かってゆくシーンです。
「不労所得めざしたいです!」とのお二人の言葉にやる気になりました (続く)